いつもはヘッドホンで音楽制作してるんですが、コード進行とかからメロディー切り出す時とか「あーこのフレーズでおかしくないかなー」なんて時に奥さんに音をチェックしてもらうことが結構あって。(奥さんはピアノ得意)
その都度、
「あっはいヘッドホン」
「どうかな」
「えっごめんなんか言った?」
「うん、音とかどうかなって」
「えっとね、じゃあはいヘッドホン。それでね、ここはさ」
「えっごめんなんて言った?」
みたいなやりとりが結構ループするので恐ろしくストレス。これはもうモニタースピーカー買うしかない。ということでスピーカー買いましたレビューです。
目次
IK multimediaのiLoud Micro Monitors買いました
購入したのはIK multimediaのiLoud Micro Monitorsってやつです。小さくていい感じのモニタースピーカーとなると安いか高いかしかないみたいですが、これはそのちょうど中間くらいの価格帯。松竹梅でいう竹的なやつ。
レビューを見ると結構いい評価で、この価格帯でこのサイズ感の中ではかなり良い鳴りをしているらしいです。
みた感じはシンプルでかつコンパクト。正直開けたとこで「えっこんな小さくて平気かな」と思ってしまうくらい小さいです。イメージとしては一台につき漫画を3〜4冊まとめて掴んだ感じです。伝われ。
付属品は、
- 電源ケーブルとACアダプター
- スピーカー同士を繋ぐケーブル
- RCAとミニジャックのケーブル
とケーブルばかりで、非常にシンプルなセットアップ。
iLoud Micro Monitorsの機能とか
裏面を見てみるとこんな感じ。
- ボリュームノブ
- EQの切り替えスイッチ
- Bluetoothのスイッチ
- 電源スイッチ
電源入れるとさりげなくLEDが光る。こういうさりげなさは主張が少なくて好感が持てる。
Bluetooth機能搭載は便利
Bluetooth機能も搭載なのでiPhoneから直接音が流せます。これがかなり便利。Bluetooth接続中はLEDが青色に点灯します。正直もっと遅延があるかと思ってましたが、結構早くてびっくり。
「これって実際のとこ使うのかなー」って思ってましたがかなり使いますね。「こういう曲のスネアの音が欲しいなー」って時にMaschineでサンプル探すんですが、曲ながしながら確認できるのは便利。
今まで使ったことのあるスピーカーだとBluetoothと外部入力って切り替えて鳴らす感じだったんですが、これは両方の音がならせるので曲ながしながらフィンガードラムを重ねてみるとかできて面白い。
iLoud Micro Monitorsのざっくり評価
- 音質がクリアでフラット(低音が上品)
- 小さいのでかなり場所取らずに設置可能(持ち運びもいけそう)
- 電源スイッチが前面にあるとよかった
- ボリューム結構出るのでナメてかかると心臓バックバクになる
- 買った途端に新しいバージョン発表されてビビる
という感じですね。音はモニタースピーカーだけあってかなりフラット。物足りなさを感じるかもしれませんが、各トラックの音量調整がしやすくなりました。
先日公開した曲もこのモニターで作ったんですが、音のバランスが良くなってるのが自分でも感じました。
我が家のスタジオが完成した
頻繁に電源オンオフするならスイッチ付きの電源タップ買って操作するのがベストですね。音の鳴りも満足できるレベルでいい買い物でしたね!
もう少し高い位置に来ると聞こえももっと良くなりそうなのでスタンド的なものでも作ってうまいことやりたい。
何はともあれ奥さんと音楽作ったりするのがさらに楽しくなりました。一人でするなら良いんですけど、やっぱり共有するにはスピーカーがあったほうがいいですね。
このコンパクトさであの音なら趣味でDTMする分には必要十分かと。マンションの一室でもちゃんと解像した音でDTMしたい!という人ならバチコーンってハマるモニタースピーカーです。おすすめ。
どうせなら新型買った方がいいと思いますがもう一回り高くなるのでこっちの旧型のほうが値崩れして来そうですね。