Maschine MK3にはオーディオインターフェイスがついているので、Maschine本体にヘッドホンやスピーカーを直接つなげてMaschine内の音を聞くことができます。
コレにより別でオーディオインターフェイスを用意する必要ないので、MaschineとMacBookだけで音楽づくりができます。(まあ必要であればMIDIキーボードもあったほうが打ち込みやすい)
オーディオインターフェイスにはヘッドホン端子がついています。
▼Maschine背面の【PHONES】にヘッドホン端子を、その横の【PHONES VOLUME】で音量をコントロールできます。
でもMaschineのヘッドホン端子につないだけど、ヘッドホンから音が出ないんだけど…不具合かな?
という人のための備忘録です。
初期設定ではヘッドホンをつないだだけだと実はそのまま音が出ないようになっています。スピーカーを繋いでやる人はいいんですが、僕のようにヘッドホンのみで音楽づくりをする人はちょっとした設定が必要です。
目次
まずはMaschineのオーディオインターフェイスの設定をする
ヘッドホンの設定の前に見直しておくポイントがあって、Maschineソフトウェアのオーディオインターフェイスが【Maschine MK3】になっているかどうかのチェックが必要です。
音楽づくりを始めたばっかりの人はここが設定されていないと思うので(僕もそうでした)、まずはこちらの記事でMaschineのオーディオインターフェイスの設定の項目を確認してください。
Maschineソフトウェアのオーディオインターフェイスが【Maschine MK3】になったら次に進みましょう。
Maschineのアウトプットを【Ext.2】に変更する
あとは簡単です。
▼本体側の【CHANNEL MIDI】→【MASTER】→【Audio】をExt.2に変更するだけです。
コレでヘッドホンへMaschineの音が送られるようになりました。
原因としては、Maschineの初期設定ではExt.1になっています。(1はスピーカーをつなぐLINE OUT)なので、それをヘッドホンアウトであるExt.2に変更すればオッケー。
基本的にはスピーカーから聞いてくれってことなんでしょうかね?
▼もちろんソフトウェア側からも変更できます。
【PHONES VOLUME】の音量がゼロになってないか確認
コレ僕もやっちまいました。「全部設定はあってるはずなのに…」って人はぶっちゃけここかもしれません。
▼ヘッドホンのボリュームをコントロールする【PHONES VOLUME】の音量がゼロ、または低くなってないかチェックしましょう。
こんなミスって意外とあったりしますよね!
まとめ:ヘッドホンで聴くにはオーディオアウトをExt.2にしよう
素人なんで「ヘッドホンつないだら普通に聞ける」と思ってました。Maschineってなんでもできるんですけど、なんでもできるだけにちょっと仕組みが複雑ですよね…
初めて使う人は意外とつまづくポイントだと思うので、メモとして残しておきます。
ハード側からもコントロールできるので「あれ、ヘッドホンから音が出ないなー」って人は試してみてください。