Logic Pro Xを使って作曲をしていくシリーズ。DTMのスキルや知識を増やすのがテーマです。今回のテーマはユーミンの「やさしさに包まれたなら」のアレンジ。
写真に音楽にブログにと、多趣味でどれも中途半端に続けてしまっている僕ですが、「いくつになっても何かにワクワクして暮らす」ことが何より自分にあっているなと思います。
その中でも一番長く続けてる趣味の音楽ですが、長い割に全くもって何もできないままのポンコツです。そんなポンコツのためのキーボードと言っても過言ではない「Komplete Kontrol S49 MK2」を先日手に入れました。

Komplete Kontrol S49 MK2を買ってから、メインのDAWをMaschineからLogic Pro Xに変更しました。Logic Pro Xでの使用感も悪くなく、プラグインとして入れたMaschineもコントロールしやすいのでもはやこれがMIDIコントロールの最適解では。
フレーズの打ち込み・サンプリングのエディットならMaschine、曲の構成や全体のバランスを考えるならLogic Pro Xと使い分けをしながら音楽制作を進めていけそうです。
安い機材ではないですが買って受ける恩恵は絶大でした。

これで曲作りも捗るぞ、というタイミングでブロガー仲間のおくたにさまー(@okutani_t )から音楽やろーというオファーが。
すんなり軽快なステップでDTM仲間ができました。しかもスカイプ使えば画面共有もできるし、Logic Pro Xの使い方わからない二人があーだこーだ言えるのですごい便利。パソコン一つで楽しめるとかもう最高の趣味ですね。
そのミーティングで話した結果、
- いきなり初心者がオリジナルの曲作るのとか無理だろう
- ではまずはみんなが知ってる曲をカバーなりリミックスなりしてみてはどうか?
- ジブリの曲とかいいんじゃないか?
- ユーミンの「やさしさに包まれたなら」良さそうだね
- じゃあ一ヶ月でこの曲を自分なりにアレンジして1曲作ろう
- んで出来上がった曲をお互いに披露しよう
という風に決まりました。知ってる曲なら音も取りやすいし、YouTubeとかでも原曲が見つかりやすそうということでユーミンの「やさしさに包まれたなら」に曲は決まりました。
最初「3曲くらいやってもいいのでは?」とか思ってましたけどやらないでよかった。1曲仕上げるのこんな大変なんだと冷や汗が出ました。
ということでユーミンの「やさしさに包まれたなら」をLogic Pro Xで僕なりに作りました。ど素人が使い方を覚えながらやってるので、暖かい暖かい目と耳で受け止めてやってください。
目次
Logic Pro Xで僕なりの「やさしさに包まれたなら」を作ろう
作っていく上でこの曲に決まった時最高にテンション上がりました。なぜかというとこの曲の楽譜を僕は持ってました。やったね。
ピアノの楽譜が読めるようになりたいと思って、奥さんが子供の頃に使ってたジブリの楽譜があったんです。
ご丁寧にコードも書いてあるので打ち込みがしやすそうです。
C Am F Dm G7 C D7 Bm7 Em7 Am…
と言っても今はいい時代なので検索するとコード進行とか簡単に出てきますね。「松任谷由実 やさしさに包まれたなら コード」とかで検索すると便利なサイトがたくさん。
▼このサイトなんか使いやすくてよかったです。また使おう。

とりあえず僕は奥さんの本を基本に曲を作っていきたいと思います。
どんな曲にアレンジにするのか?
曲も決まって、どんな曲構成かが楽譜によってわかりました。次に考えないといけないのは「どんな曲にアレンジするのか?」というところでしょう。
ざっくりと作る前に決めておいたことは、
- ちょっとアップテンポでハウスっぽい感じ
- 曲の雰囲気は楽しくて踊りたくなるような感じ
- いろんな楽器が入って賑やかな感じ
「感じ」ばっかりですが、あくまでイメージなので結果的にどんな風にするかの目安としてこんな感じにしました。まあなんせ最初の曲なので色々チャレンジした方が勉強になると思われます。
あと、ボーカルなんですが、僕は歌が苦手なのとマイクとかの録音機材がないので、残念ながらボーカルなしでいきます。いつかはその辺も含めて歌とか練習したいなー。
ということで僕なりの「やさしさに包まれたなら」が完成
ひとまず形にはなったものの、途中で色々とトラブルやどうやったらいいかわからなくて調べながらやりました。そのおかげもあって色々わかってきました。
▼Youtubeにあげてみたので暇すぎて死にそうな人は聴いてやってください。(音が出ます)動画って難しいですね。
我ながらコードとかわからないなりにはちゃんと曲になっているので「作ったなー」って満足感あります。と言っても期限ギリギリかなんならすぎちゃったので、もう少し気合い入れてやらないとダメだと思いました。
今回作ってみて思ったのが、
- Logic Pro Xのショートカットキー覚えないと時間がかかりすぎる
- こまめに保存しないとMacのスペックによっていきなりフリーズしてドラクエのふっかつのじゅもん間違えた的な絶望に襲われる
- 音のバランスの良し悪しを磨かないといい感じに作れてもダメっぽい
- Komplete Kontrol S49 MK2の操作にもっと慣れて作業効率あげる
- こういう作曲・アレンジを繰り返しているとコードとかドレミファソラシド覚えそう
- リバーブとかディレイとかプラグインエフェクトをうまく使って音楽の展開を考えてみたら楽しそう
- 使ったことない機能とかわかんなかったことを記事に書こう
- 期限を設けて作ると「その時までに仕上げねば」と実力以上に頑張るので絶対いい
YouTubeとかにあげて色々評価してもらったりしたらもっと勉強になりそう(Youtubeはできた)- じゃあ動画の作り方とか勉強しないと(ユーチューバーの人のすごさを知った)
などなど、1曲出来上がるだけでこんなにもの知見が得られるので、やっぱりやることは重要。成長したのが体感でわかるレベル。
奥さんに聴かせたら、
- ベースもっと動かせばいいのに
- ところどころ音が切れてて意図がわからない(わざとじゃないならだめ)
- ベースの音が大きい
- ベースのフレーズがとりあえず変
とのことです。誰か僕にベースの基礎を教えてください…。
人の聞いてもらうことで自分では気づかなかったことに気付けたりするので、複数でやるのはかなりメリットがあります。
今回のDTMでお互いの曲の披露スカイプでも、今後も1ヶ月に1曲ペースくらいで曲を作ってスキルを磨こう的な話になりました。ちなみに次回の曲はテーマが「クリスマス」です。そして25日に記事を公開できるようにと決まりました。
クリスマスっぽい曲を色々聴いてネタを仕込んでおかないとですね。
Logic Pro Xちゃんと使いこなせるようになりたい
ひとまずはよく使うショートカットキーとかプラグインとかを覚えて、せめて半月くらいで一曲作れるようになりたい。数と時間をこなさないと多分レベルやクオリティを上げるのはなかなか難しそう。
特にLogic Pro Xを調べてもあんまり出てこないし、アップルのサポート記事は難しい言葉ばかりでややこしい。そういう意味ではこうやって自分で使って、ブログ記事に昇華するのは一石二鳥では?
当面はできるだけ毎日Logic Pro Xを触って操作性になれることを目標にします。
あとは「僕も私もDTMやってるよー」みたいな仲間がもっと増えると嬉しいですね。マジでDTM孤独なんで絡んでくれたら嬉しいです。
ということで次回は12月のクリスマスまでにクリスマスソングを作れるように頑張ります。たくさんコイツを触ってレベルアップに励みます!
