あけましておめでとうございます。ことよろです。
XF23mmF1.4というレンズ。意外と周りには使ってる人が少なく、情報もあまりないイメージのレンズ。コンパクトな腹違いの弟みたいなF2の存在もあってかこちらのレンズはあまり「使ってみよう」ってならないのかも知れないですね。
まあ高いしね。F2比較すると倍くらいの値段するし。サイズもややでかい。C〜Dカップくらい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
X100シリーズ持ってる人は焦点距離がかぶるし、何よりサブのコンデジと同じ画角として持ち歩くにはちょっと魅力が薄く感じるかも知れません。
あのコンパクトさでF2はやっぱり魅力的ですよね。
実際に僕も使ってみて最初は「うーんX100Fあったらそれでいいんじゃないか」なんて思ってましたが、年末年始に使ってみてちょっと印象が変わりました。
明るさが2と1.4ではボケ方や明るさが結構違うんだなと。それでいてピント面のシャープさが際立つ全く違うレンズ。
年末年始でガシガシ使ってきたので作例も合わせてどうぞ。
XF23mmF1.4で年末年始を撮った
年末年始にこのレンズ一本で過ごしてみました。23mmって画角は絶妙な画角。35mmより広いけど、下手すると撮りたいものが曖昧になりがち。
X100を使ってた時によくありました。なんとなくの日常スナップになる感じ。
ですがこのレンズはF1.4。F値が1.4になると背景のボケ方が大きくなります。被写界深度とかその辺が絡んでくるのかな?なんでかはよくわかりませんがなんかいい感じです。
とは言ってもレンズ自体は大きいので取り回しはいいかと言われると「そうでもないですねはい」ってなります。オートフォーカスもそんな早くないし。
子供を撮る時にこのレンズの真価が分かる感じしますね。なんかちょうどいいんですよ。X100シリーズある人なら必要ないかもですが、サブカメラ使わない人にはこの画角って子供撮りやすいと思うんですよ。
ワンステップクローサーって言葉があって「一歩近づく」って意味なんですけど、これが思い浮かびましたね。
大好きなレンズのXF35mmF1.4。これだとちょっとばかり離れてる感覚なんですよね。被写体は浮き上がりやすい反面、子供相手だとちょっと距離が必要。
広い豪邸ならいいんですけど、うちの狭いマンションではこっちの方がより一歩踏み込んだ写真が撮れる。35mmとは全く違う撮れ高で「おっ」てなる。
子供との距離感が近いってのは笑顔や表情を撮るのにもってこいなんだなと思いました。
逆に少し広い範囲を撮るなら23mmの得意分野な感じ。数人の集合写真やペアでの写真は35mmだとちょっと狭い。みんなでワイワイするにはちょうどいい画角。
日常を切り取るなら35よりも23の方があってるのかも知れません。
で、ここからが大晦日の夜の写真〜元日の写真です。ここからはテキスト少なめで作例をどうぞ。
大晦日〜元日
子供たちがちゃんと起きてたので年があけた夜中に近くの神社に初詣。
ISOはあげてますが実用十分かなと。
いつもより遅く起きて奥さんの実家まで。
みんなで飲んで食って騒ぎました。
この日は一泊してゆっくり過ごしました。
ザザザーっと作例を上げてきましたが、撮ってて楽しいレンズですね。新しいX100シリーズがどんな感じなのかわかりませんが、これで23mmはアリかも?
XF23mmF1.4は日常をダイナミックに切り取るレンズ
被写体に一歩踏み込んだ写真が撮れる、35mmとはまた違う写真を撮らせてくれるレンズ。古いレンズですが、X100Fなき今この画角は懐かしい距離感です。
みんなで集まった時とか、飲み会とかそんな時に役に立つレンズですね。欲を言えば35mmと二台大勢だと面白そう。テーブルフォトとかのバリエーションも増えそう。35mmよりもダイナミックに撮れるレンズ。
家の中では大活躍のレンズではないでしょうか。おかげさまでいい正月が過ごせましたとさ。