あいにく休みの日が雨つづきでなかなか外で写真を撮る機会がなかったんですが、先日近所の公園へ次男を連れて遊んできました。ちなみに長男は幼稚園です。
天気がいいと写真を撮っていても気持ちいいし、子供も大はしゃぎできるので楽しい。
せっかくだからと90mmの出番。一度手放した相棒ですが、その描写は最高中の最高。室内だとなかなか中望遠は距離が取れずあまり使えないんですが、外だとかなり頼りになります。
XF56mmF1.2 Rも程よい焦点距離ですが、それよりもかなり狭い換算135mm程度の画角。狭いですねー。
FUJIFILMの交換レンズとしては定番というよりもちょっと使い手を選ぶレンズで、その分ハマった人にはたまらなく楽しいレンズでしょう。界隈では90mm使いとして有名なクロギさん(@taroimo0629)が得意とするレンズ。
僕も一度手放したレンズですが、また買い戻したいと思う中毒性のあるレンズです。
これ一本でストリートスナップはいけるんじゃないかと確信しましたね。距離感が絶妙なので相手に悟られずにシャッターが切れる、つまり自然な瞬間や表情が切り取れるってわけです。
それでいて、
- オートフォーカス速い
- 解像度高い
- 値段も高い
- まあまあデカイ
- まあまあ重い
と来てます。なんか強そうじゃないですか。力でねじ伏せる感じがいいですよね。ポケモンでいうとカイリキーみたいな感じですね。
適当に撮ってきたので写真乗せときますね。
XF90mmF2 R LM WRで公園で遊んだ
公園ってポップな色合いが多いのでいいですよね。
朝なのに月が出てました。
だんだん秋めいてきてるのでクラシッククロームが似合う。なんかの花が咲いてたけどなんだろ。工藤静香の「嵐の素顔」ばりの90度を叩き出してます。
子供撮るならこのオートフォーカスは強い
このXF90mmF2 R LM WRはオートフォーカスが速いです。動きのはやい子供を撮るならその恩恵は計り知れないでしょう。正確に恩恵を計った試しは一度もありませんが。
確かリニアモーターがついてるとかついてないとかでこのオートフォーカスが実現してるとかしてないとか。
今までのレンズだと
- まずはアタリをつけて動く子供にピント合わせ
- 置いていかれる
- 置いていかれた先にピントを合わせる
- 動きを予測できず置いていかれる
- たまたまあったとこでとりあえず撮る
みたいな感じで運任せだったんですが、このレンズだと…
- いきなりピント捕まえる
- ビビってもう一回オートフォーカス半押ししちゃう
- 「あれ、1回目であってたじゃん」って自分でツッコミを入れる
みたいな一人ノリツッコミみたいになります。個人的にマリオのBダッシュほどのスピードじゃなければ半押しの時点でピント合うのでそのままシャッター切ってオッケーです。シンプル。
あと、このくらいアップで切り取っても子供の手の届かないレンジなので、「おとうさーん!」ってなって走り寄ってきてレンズ触られることもありません。
立体感もすごいよ
このレンズの最大の魅力がこの立体感。撮りたいものを浮かび上がらせてくれる、撮ってて気持ちのいいレンズです。
基本は開放で撮りたい。いや、基本も応用も開放で行きたい。絞ってなんかいられない。ボケの感じもキレイ。これを活かしたいならKAIHOUだ。
トリミングにも強いぞ90mm
解像度も高いので、横構図で撮って縦構図にトリミングしてもオッケーです。僕は基本、ブログで耐えられる解像度で満足なのでこれで十分。
上の写真を3:2で縦に切り取りましたが、この方がいい感じだなーと。トリミングでも耐えられるってことは、中望遠〜望遠域程度まではカバーできるってことかなと。
レンズ交換がネックになる単焦点レンズですが、そういった解釈の仕方ができるならこのレンズの可能性はかなり大きいと思われます。
引き伸ばしてプリントするとかの用途であればまた選択肢は変わると思いますが、僕のようなライトユーザーであれば大きなメリットになると思います。
XF90mmF2 R LM WRいいぞ
個人的にストリートスナップならこの画角、と思えるような面白い画角のレンズ。もっと街中で使ってみたいなあ。
サイズ感が少々デカ目なので、小ぶりなカメラよりもH1みたいなデカイカメラの方が似合いそう。H1、欲しいなあ…。
今はFUJIFILM X-T2で使ってますが、これでもバランスはちょっと悪いですがなかなかいいですよ。ハンドグリップつけるとバランスはよくなりそうです。
なんにせよ90mmはいいぞ、という話でした。